経済学者ケインズは、かつて株式投資で成功する秘訣をある美人コンテストに例えました。
「自分が最も美人と思う候補ではなく、皆が美人と思うであろう人に投票すべき」というものです。
投票者は、全てが同じ観点から眺めていて、重要なのは自分自身の最前の判断から最も美しい容貌を選ぶことでもなければ、平均的な意見が最も美しいと実際に考える容貌を選択する事でもなく、平均的な意見がいかなる平均的な意見を期待するのか、それを予見するのです。
ただ、平均的な意見と考えるときには、自分自身もその平均的な意見の中に含まれるため、なかなか厄介なのです。
具体的な例を挙げると、例えば知事選で、多くの政党や団体は勝ちそうな候補者につこうとします。
自分がどう判断するかではなく、周りを見て勝ち馬に乗ろうとするというもので、それが生き残りや成功の秘訣であるということです。
株式投資では、将来性があるからその会社の株式を買うのではなく、みんなが買って株価が上がりそうだから、つまり自分がこの値段で買っても、更に高い値段で買ってくれる人が(後から)出てくるはずだからその会社の株式を買うということになります。
これは正しい正しくない、良い悪いを超越した判断で、それがマーケットのルールで、市場価格とは、民主主義の多数決で決まる結果と同じようなものなのです。
投資家が、何らかの情報を相場材料として判断して解釈するとき、
自分がどう思うかの「天動説」的発想ではなく、皆がどう思うかの「地動説」的見方に従うべきことは、マーケットの中でいやというほど思い知らされることになるのです。
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仕手筋
昔は、安値に低迷している時に、皆にわからぬように買っては冷やし、また買っては冷やしと買い集め、相場を作り上げていた戦略が多かったのですが、最近では相場に新たな流れを作り出すには、膨大な資金的な裏付けとリスクをとる覚悟が必要なため、彼らが通常採用している戦略は、既に動いている相場に便乗して、その中で同調を誘い、相場のクライマックスを煽る事 が多いようです。
仕手筋の戦略は当然、パニック(総踏み)で売る(逃げる)というもので、一方向の相場の流れがある程度の期間持続すると、その方向に沿ったポジションとそこからの利益が積み上がっていき、それがさらに相場観を煽り、その相場はやがてオーバーシュートし、クライマックスを迎えるというシナリオです。
「パニック」とは、こうした局面での熱狂的な心理状況を指しており、そのパニックを作るためには、信用取引で買っていたものを現受けにより逆日歩を追加させたり、業界紙を使って情報操作したりと様々です。
その背後には過大に積み上げられたポジションがあるため、この時(パニック)逃げなければ仕手自体が潰れてしまうのです。
パニックに至る直前では、大半のトレーダーは現在の相場に都合のよい話ばかりが耳に入り、また、すべての思惑を証明するレートも、これまでの動きの延長線上を、さらに進行していくためマーケットからの直接情報は、どれも更なるラリーを継続するものばかりとなってくるため、相場が一方向に動けば動くほど、その相場に都合のよい材料が次々を証明され、またそれが極端な解釈を生み出し、万人総強気といった状況になり、それまでの緩慢な動きから出来高を伴い鋭角的な動きへと発展していくのです。
マーケットは、不確実で不安と生み出す分野であり、確実なものは何もなく、最高の知性・調査・最大限の努力をすれば、望ましい結果が必ず出るというのものでもないため、組織の協調や、外部の専門家の意見に同調しようとする気持ちが強まるのは当然で、それがマーケットを動かしている?仕手筋であれば一般の同調意識はさらに強くなる(さらにその取引手口が巧みで、収益的な成功が広く知られていれば、信頼性は飛躍的に高めるため)でしょう。=これを提灯(ちょうちん)がつくといいます。
仕手筋が、当り始めると意識的にマーケットを先導しようとする一方で、提灯もまたその仕手筋を積極的にリーダーに仕立てて利用しようとします。
しかし、他方でマーケットは、特定の仕手筋がいつまでも儲け続けることを簡単には許すわけではなく、知る(知られる)は、終わりの始まりといわれるように、あまりにも大きくなり過ぎると川の中に鯨が入ってきた状態となり動きがとれなくなってしまうのです。
大きくなりすぎた仕手筋は最後には、マーケット自体に潰され、自然発生的にまた新たなリーダーが生まれくるもで、これは過去にも未来にも延々と繰り返されるものなのです。
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支持線(サポート)と抵抗線(レジスタンス)
支持線と抵抗線の基本的な考え方は、マーケットが以前取引されていた価格に戻るときには、それまでのトレンドと反対方向の値動きが起こるというものです。
これは、逆張り手法であり、下落すれば支持線で買い、上昇すれば抵抗線で売るというものです。
この方法でやると勝率は、50パーセント以上にはなるでしょうが、期待値はマイナスです。
そこには、値動きの大きさについての情報がないためそのシグナルがダマシになるときは、大抵大きな損失になります。
価格が支持線や抵抗線を突き抜けるならより大きな値動きになるケースは多いのもです。
トレーダーが負けてしまうのは
■資金配分を考えない投資
あるいは
■あまりにも長く因果玉を持つこと
による場合がほとんどです。
小さな損失を気にかけているうちは大きな失敗はありません。
因果玉を持ってもここに抵抗があるからとか過去の安値が抵抗になるとか思って皆辛抱してしまい、1敗が取り返しのつかない損失になるケースは、少なくありません。
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オシレーターの問題点
慣例的に相対力やストキャスティクスといったオシレーターは、相場の天底を捉えようとするものです。
これらは、値動きのより精巧な描写に焦点を合わせるよりむしろ、
値動きを形づくり、決定する要素を探し求めようとするものです。しかし、すべてのオシレーターが、マーケットは上がるべきと指し示したとしても、もし価格が上昇しなければ、何にもなりません。
「そんなはずはない、マーケットは下がるのではなく、上がるはずだ」などと意地を張らなければ、多くの資金を節約できます。
オシレーターが問題なのは、しばしば正しく導いてくれる半面、時に極度の先走りを見せ、底値で買う代わりに急落の途中を買ってボロボロにやられる結果になりかねないことです。
保ち合い相場が続くと学習効果?からまた高い処を売って、安くなったら買っておけば利食いできるであろうと、逆バリ派は安値を買い下がったり、高値を売り上がったりしてきます。
これこそがトレンドを継続させる原動力となるのです。
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相場は上り坂(上げ)と下り坂(下げ)の二つがあり、忘れてならないのが魔の坂(まさか)であり、これがあるから恐い のです。
これは、格言というモノではないですけど、業界で良く使われる言葉です。
順張リストでも、逆張リストでも同じなんですけど、相場は、良く「そんなことあるわけない。」って笑っていた次の瞬間「まさか!!」って言わないように気をつけるべきだ、ということです。
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ルールを学ぶのは簡単ですが、常にそれに従う規律を持つことは比較にならないくらい難しく、やぶった規律で、命拾いしたとしても、将来必ずその規律を守らなかったばかりに、
とんでもない損をしてしまうものです。
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「相場は相場に聞け」の格言通り、無心に相場の動く方に付随することが大切なのです。とは言いましても、
人は一旦相場に参加すると、自らの損益に直結するだけに冷静な判断力を失いがちになります。システム売買は、この人間の一番弱い部分を助けるものと言えるでしょう。
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相場は普通にやっても儲からないと言う事がわかるまで、かなりの時間がかかります。
逆に、相場は儲からないと言う発想からのスタートすると自ずと勝機も出てくるものなのです。



  















  














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